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08.2016

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NHK「あさいち年金特集」年金で損しないための方策?「確定拠出年金」は何が得なのか。

by かすや法務行政書士事務所

本日8月1日、NHK「あさいち」の特集はズバリ、『今こそ知りたい 得したい!「年金」』。

この知っているようで意外と知らない「年金問題」。

 

国民年金や厚生年金はかけているけれど、超高齢化の現在、現役世代は「リタイア後、生活していけるだけの年金って本当にもらえるのだろうか・・・・」そんな不安を抱えられる方が多いと思います。

 

今までは、とりあえず、年金はかけておいて、あとは国や会社に任せておけば「よきにはからって」もらえる・・・・はずでした。

 

ところが、バブル期に乱立した業界の年金基金の例をみればあきらかなように、しょせん集めたお金は「他人のお金」。

 

運用破綻するまで、情報はまったくおりてこないのが現状です。そして運用に失敗しても、しょせん「他人のお金」。

 

では大切な我々のお金をどう運用していけば損得が一番わかりやすく、お金の透明性が確保できるのか。

 

そんな課題を解決してくれる方策が「確定拠出年金」です。

 

簡単にいえば、自分の年金は自分自身でしっかりつくる努力をする人を様々な優遇策で応援してくれる国の制度です。

 

確定拠出年金とは、国民年金や厚生年金の上乗せとして、自分で作る年金。

 

国民年金や厚生年金の上乗せする毎月掛け金を出してご自分で運用し、60歳から受け取ることができる制度です。

 

「自分」で運用するからこそ、「自分」の年金のことは「自分」がいちばんよく分かっている、「透明性」が確保される利点があります。

これは他人任せではわからないことです。

 

運用方法には、大きくわけて2種類あり、「投資型」と「元本確保型」のものが用意されています。

 

「投資型」の特徴は、運用がうまくいけば、掛け金が大きく増える場合もありますが、逆に運用を失敗すれば減るリスクもはらんでいます。

 

「投資の知識もないし、ちょっと不安」な方は「元本確保型」を。

元本確定型とは普通に「預貯金」することです。

 

ただし元本確保型は、リスクはありませんが、ゼロ金利、超低金利のご時世では大きく増やすことは期待しにくいといった特徴があります。

 

確定拠出年金の最大の利点は、掛金の全額所得控除、運用益は非課税、そして、受け取るときにも「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象になる税制優遇措置があります。

「お得そうだけど・・・具体的なお得イメージわかない・・・・」だから、言葉が全く心に入ってこない皆さん(笑)、

あなたが会社員で毎月の給与から、「2万円ずつ積立貯金」していると考えてください。

 

給与でもらった中から出している「2万円」には当然、所得税等の控除はありませんし、年間で積立額24万円、20年で積立額480万円、いざ引き出す段になれば、税金で差し引きされて全く何にもお得ではありません。

 

でも、確定拠出年金で2万円の積立貯金をしていくと、そもそも積立する金額の2万円は所得控除され、受け取る際も「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象になります。

 

ある程度積立額がたまってきて、その積立金の一部を投資にまわし、うまく運用できれば、その運用益(儲け)も非課税ですから、かなりお得です。

ただ、取り扱う金融機関などによって額は違いますが、年間数千円の手数料がかかります。

 

また60歳まで引き出しができないことにも注意が必要です。ただ、これは逆に言えば60歳まで引出しできないからこそ、絶対に途中でお金を引き出して使い込むことはないので、気づいたら「使い果たしていた」ということはありません。

 

来年1月から、「個人型の確定拠出年金」に主婦なども加入できるようになります。

但し、所得税などを納めていない場合は、所得控除は受けられません。

 

実際に確定拠出年金を始めるとどれだけお得になるのか、そもそも損することはないのか等々、確定拠出年金に関する素朴な疑問はお気軽に下記からお問合せください。

 

確定拠出年金シュミレーションサポートのお問合せはこちら

 

 

 

 

 

 

 

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