マネーの小箱

経費が減って資金がアップ!老後の資金も安心!

17

01.2015

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小規模企業共済に加入されている経営者様、「さすが」です!

by かすや法務行政書士事務所

こんにちは。かすや法務行政書士事務所「マネーの小箱」へのご訪問、誠にありがとうございます。

 

今日は、弊所でもお取扱いが可能になりました「小規模企業共済」について記載します。

 

「小規模企業共済制度」とは、一言でいうと「経営者の退職金」を応援する制度です。

 

小規模企業共済法」という法律に基づく制度で、国が全額出資している独立行政法人「中小企業基盤整備機構」が運営しています。

 

制度の運営費は、国からの交付金で賄われているため、契約者の皆さんの掛金と運用収入は、「全額契約者に還元される」というとってもお得な仕組みです。

 

メリットとしては、

 

1.掛金は全額所得控除

 

2.無理のない掛金から始められる(月額1,000円~70,000円の範囲で自由に選択)

 

3.共済金受取は、一括・分割・併用が選択できる

 

4.受け取り時にも税制優遇あり

 

5.災害時や緊急時、「契約者貸し付け」※利用が可能

 

※「契約者貸し付け」:一定資格のある契約者の場合、担保や保証人不要で、納付した掛金合計額の範囲内で、事業資金等の貸し付けを受けることが可能です。

 

貸付の種類は以下の通り

 

1.一般貸付

 

2.傷病・災害時貸付

 

3.創業転業時・新規事業展開等貸付

 

4.福祉対応貸付

 

5.緊急経営安定貸付

 

6.事業承継貸付

 

万が一の安心にも使えて、経営者の老後の安心にも使えて、さらに、掛金が課税対象所得から控除される等の優遇もある、故にすでに加入されている経営者様は「さすが!」なのです(笑)。

 

全国で約120万人の経営者様が加入されていることから考えても、経営者の皆さんはよくご存知です。

 

ところで、もし「小規模企業共済制度以上にお得な制度があったとしたら・・・」どうでしょうか。

 

この制度も国の法律に基づいた、今一番国の「追い風」のある制度なのですが、ほとんどの経営者様はあまりご存じありません。

 

そしてメディアも含め、誰もこの制度に関して積極的に周知してきませんでした。

 

もっというとこの制度に関して、銀行等があまり儲からないため、積極的にお勧めしたりしてきませんでした。

 

銀行があまり儲からないから、あまり勧めない制度=契約者にとってはお得な制度なのですが・・・(笑)。

 

ご自身がよく知らない制度は「悪だ」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なことはその内容を「知っているかどうか」です。

 

日本の制度は知らないうちにどんどん変わっていきます。

 

そしてお得な制度は知っている人だけがどんどん利用してどんどん得をしていきます。

 

「助成金」や「補助金」も然り。知らない間に募集が始まって、知らない間に募集が終わっている(制度が次年度には廃止されている)という感じです(笑)。

 

優遇措置にしてもその制度が周知されるまでの「期間限定」でおこなわれることも多いのです。

 

人任せにして、「自分はよく知らない」ということが、一番「損」することにつながるという認識を経営者の方には是非もっていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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